2021年から2022年の前半にかけて、ビットコインを含め仮想通貨は暴落をしました。
なぜこのような暴落が引き起こされたのでしょうか。
この記事では、ビットコインが暴落した理由や暴落する予兆、暴落にはどのような対策が有効か、暴落後の動きなどを徹底的に解説いたします。
- 仮想通貨・ビットコインが暴落した理由:アメリカでインフレが加速、FRBが利上げを加速、仮想通貨は株式市場に相関
- 仮想通貨・ビットコインが暴落する予兆:ハッキング被害、金融引き締め、仮想通貨に対する規制
- 仮想通貨・ビットコイン暴落への対策:
- 仮想通貨・ビットコインが暴落後の動き
- 仮想通貨・ビットコインが暴落は危険?好機?(結論:好機)
- 仮想通貨取引所の比較
- どこで取引すべき?日本で人気な仮想通貨取引所を紹介(結論:コインチェック)
- 仮想通貨・ビットコイン取引の注意点3選
- 仮想通貨・ビットコイン取引のメリット3選
仮想通貨・ビットコインが暴落した理由
アメリカでインフレが加速
近年アメリカは好景気が続いたゆえに、インフレが加速しました。
インフレは果たして悪なのか?という疑問を持つ方もいるかもしれません。
経済の観点から言うと、適度なインフレは経済成長している証でもあり、良いとされています。
ただ、アメリカでいわゆるハイパーインフレの状態に至ってしまい、物価が急上昇してしまいました。
物価が上がったことにより、消費者物価指数(CPI)も上がり、それのより給料も上がりましたが、物価の上昇には追い付いていないということが現状としてあります。
これを抑えるためにアメリカが金融引き締めを行い、仮想通貨・ビットコインが暴落したのです。
FRBが利上げを加速
行き過ぎたインフレを止めるために、FRBは金融引き締めを行いました。
通常、利上げはお金の循環を悪くし、景気後退を引き起こすので、徐々に行っていきます。
1月 | 3月 | 5月 | 6月 | 7月 | 9月(予想) |
0.25% | 0.50% | 1.00% | 1.75% | 2.50% | 3.00% |
ただ、アメリカは急激なインフレが引き起こされたので、それに伴って急激に利上げを行う必要がありました。
したがって、FRBが急激な利上げを行い、株価そして仮想通貨・ビットコインが暴落したのです。
仮想通貨・ビットコインは株式市場に相関
仮想通貨が暴落した理由には、かぶしきと相関しているというのも理由の一つとして挙げられます。
例えば、ナスダックやS&P500といった指数は、FRBの利上げを経て急落しました。
それに伴い仮想通貨・ビットコインも暴落をしました。
そのように、現在は仮想通貨は株式市場と相関しており、やはり株式市場がメインの指標となっているのは事実だと考えていいでしょう。
仮想通貨・ビットコインが暴落する予兆
ハッキング被害
仮想通貨は危ないと思われる理由の一つにこのハッキングがあります。
実際に日本でも2018年1月コインチェック事件で仮想通貨(NEM)がハッキングされて盗まれたというものがあります。
これを受けコインチェックでは、金融庁から業務改善命令が出ており、現在では安心なセキュリティが確保されています。
ただ、このような事件のイメージが払拭されない人も多いようです。
私は、聞いたことのない海外サービスを使うということは避けています。
現在でもサーバーが貧弱なプラットフォームでは、ハッキングが度々確認されており、されが暴落の予兆となっています。
金融引き締め
金融引き締めとは、日本でいう日本銀行のような中央銀行が、物価の安定や景気の加熱を抑制させるために実施する金融政策のことを指します。
今回のアメリカの施策のように、インフレを抑制するために金融引き締めが行われると株価が暴落します。
仮想通貨は、株式市場に相関しているため、それによって仮想通貨も暴落してしまうのです。
投資家が経済の関するニュースを細かくチェックしている理由はこのような事態が起こるのか予想するためでもありますね。
仮想通貨に対する規制
2017年にビットコインバブルが起きて多くの個人投資家が仮想通貨市場に参入しました。
その後、中国や韓国において仮想通貨取引に規制が入ってしまい、バブル崩壊が起きました。
このように、仮想通貨に対する規制は、値動きに大きなインパクトをもたらします。
しかし、これから仮想通貨が発展していくには、ある程度の規制は必要ともいわれています。
例えば、現在だと日本では、取引(売買)できるような仮想通貨を発行することは禁止とされています。
この場合、仮想通貨の発行を承認する代わりに、ある程度の規制をかけるということは必要ですよね。
仮想通貨・ビットコイン暴落への対策
ビットコイン積み立て投資を行う
ビットコイン積み立て投資とは、毎月や毎日、一定額購入していく投資手法です。取引のタイミングを気にする必要がないので、初心者の方にもおすすめな投資手法です。
少額から始めることができ、積み立てしたビットコインを売却すれば、すぐに現金として利用することができます。
ビットコイン積み立て投資が可能なおすすめ取引所:コインチェック

余剰資金で投資を行う
仮想通貨投資は、必ず余剰資金で取引を行いましょう。
なぜならば、余剰資金で行っていれば暴落時に買い増しできるからです。
例えば、1BTC700万円に全資産700万円分を買ってしまったとしよう。
その後ビットコインが暴落し1BTCが200万円になった場合、資産は-500万円になってしまいます。
しかし、1BTC700万円の時に、200万円分しか買ってなかった場合、暴落時に500万円分の買い増し資金があります。
そうすると次の値上がりに対応することが出来るので、仮想通貨投資は、必ず余剰資金で行うようにしましょう。
ポートフォリオを見直す
ポートフォリオとは、自分が資産を持っている内訳のことを指します。
資産のすべてを仮想通貨にしてしまうのではなく、他の資産に分散投資をして、暴落に備えるということが一般的なリスクアセスメントです。

上記の円グラフのように、仮想通貨以外にも、現金や株式、金、不動産などジャンルが異なる資産に分散投資をします。
もちろん暴落に備えて現金のポートフォリオを手厚くしておくことをお勧めします。
そして、上昇して売却した後は再度このようなポートフォリオに戻ることが理想形態ですね。
仮想通貨・ビットコインが暴落後の動き

ビットコインの値動きはざっくり3つのパターンがあります。
今回は暴落後によくある3つパターンについて紹介します。
暴落後の値動きパターン①

よこよこして下落のパターンです。
こちらは2021年から2022年8月現在にかけて起こっているパターンとなります。
必ずと言っていいほど下落する前にはよこよこ相場が続いていますね。
暴落後の値動きパターン②

よこよこ相場が続いて底固めが続くパターンです。
暴落後によこよこ相場が続き底固めもしくは下落の準備をしています。
こういった相場環境になると上昇か下落が読めない相場になりやすいですね。
暴落後の値動きパターン③

よこよこ相場が続いた後、反転するパターンです。
先ほど紹介した底固めが終わった後、上昇していくチャートになります。
今まで3つのパターンを紹介しましたが、それぞれよこよこ相場を挟みますよね。
これがビットコインのチャートの特徴なのです。
仮想通貨・ビットコインが暴落は危険?好機?
結論ビットコインが暴落しても適切な投資手法を取り入れていれば問題ありません。
私が思うに暴落はチャンスだと捉えて良いと思います。
先ほど紹介したビットコイン積み立て投資を行っていれば、暴落時に買い増し資金が残っているはずです。
暴落時に買い増しが出来れば、再び上昇した際には、かなりの利益が見込まれると思います。
したがって、ビットコインに限って暴落はチャンスと思ったほうが良いと思います。
現在ビットコインは暴落中で歴史を見てもかなり安い水準にあります。
もし仮想通貨取引を始めるのであればチャンスではないかと思います。
口座開設をしてビットコイン取引を始めてみましょう!
私がおすすめの取引所:コインチェック
仮想通貨取引所の比較
おすすめランキング | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
取引所名 | コインチェック | bitFlyer | DMM Bitcoin | GMOコイン |
取引手数料 | 取引所:無料 販売所:無料 ※別途スプレッドがあります |
取引所:0.01~0.15% 販売所:無料 ※別途スプレッドがあります |
取引所:なし 販売所:無料 |
販売所:無料 取引所:Maker -0.01%, Taker 0.05% |
入金手数料 |
無料 |
無料 (住信SBIネット銀行) 330円 (住信SBIネット銀行以外) |
無料 | 無料 |
出金手数料 | 一律407円 | 3万円未満:220円 3万円以上:440円 (三井住友銀行) 3万円未満:550円 3万円以上:770円 (三井住友銀行以外) |
無料 | 無料 |
送金手数料 | 0.0005BTC (コインチェックのユーザー間の 送金は無料) |
0.0004BTC | 無料 | 無料 |
レバレッジ取引 | なし | 2倍 | 2倍 | 2倍 |
申し込みフォーム |
どこで取引すべき?日本で人気な仮想通貨取引所を紹介
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口座開設は無料なのでサクッと終わらせましょう!
こちらの記事でメリットデメリットなど具体的な解説をしているので、ご覧ください。

仮想通貨・ビットコイン取引の注意点
投資コストがかかる
仮想通貨投資では、様々な投資コストがかかります。
しかし、取引所によっては手数料無料のところもあるので、私がおすすめするコインチェックでまずは口座開設をするといいでしょう。
具体的な投資コストは以下の3つです。
- 取引手数料
- スプレッド
- 税金
それぞれ解説していきます。
取引手数料
取引所によっては取引手数料がかかる場合もあります。
しかし、私がおすすめするコインチェックでは、取引手数料は無料であり、次に紹介するスプレッドに関しても取引所で取引すれば狭いのが特徴です。
ただいまキャンペーン中なのでぜひご登録ください!
スプレッド
スプレッドとは、購入価格と売却価格の差のことを指します。
例えば、ビットコインのレートが100万円だったとき、1BTCを購入するには本来100万円あれば良いのですが、102万円程必要である場合があります。
この場合の購入時のスプレッドは2%となり、実際レートよりも多く資金を払う必要があるのです。
したがって、このスプレッドが取引所運営会社の実質収益となります。
できるだけスプレッドが狭い取引所を利用することを推奨します。
おすすめ取引所:コインチェック
税金
ビットコインなどの仮想通貨は、日本円に換金した時点で「利益が出た」とみなされ、確定申告が必要になります。
そのため単にビットコイン(仮想通貨)を買ったorビットコイン(仮想通貨)を保有している状態では、確定申告する必要はなく、課税対象とはなりません。
現在、ビットコインの税金がよくわからないという方は、一度税理士に相談してみると良いと思います。
仮想通貨の税務サービス【コインタックス】では、確定申告のみならず、仮想通貨に関する節税サポートも行っており、仮想通貨の税務に関することは、丸投げで一括サポートしています。
是非一度相談してみてください!
仮想通貨・ビットコイン取引のメリット
さきほど、仮想通貨投資での注意点について解説しましたが、メリットも多くあります。
具体的なメリットは以下の3つです。
- 24時間いつでも取引可能
- 少額から始められる
- 手数料も比較的安価
それぞれ解説していきます。
仮想通貨取引は24時間いつでも可能
仮想通貨取引は、24時間いつでも取引を行うことができます。
そのため、他のアセット(投資信託など)と比べると、売買の自由度が高いと言えます。
しかも、通常株式市場が休みである土日でも取引が出来るので、サラリーマンで忙しい方にも向いている投資ですね。
また、株式投資の参考レートとして仮想通貨を見る人も多いみたいです。
土日に仮想通貨がどのような動きをするかによって月曜日から開かれる株式市場の値動きを予想するといった戦略もあります。
このように、仮想通貨取引はいつでも取引可能で便利なことがメリットの一つと言えます。
仮想通貨取引は少額から始められる
仮想通貨取引は、少額の元手から始めることができます。
月に500円からでもするとしないとでは大きな違いになります。
以下のシュミレーションをご覧ください。

11年間毎月500円ずつビットコインを積み立てるだけで、評価額は約60,000,000円になります。
過去のデータからも仮想通貨取引はこれだけインパクトが大きいと言えるのです。
仮想通貨取引は手数料も比較的安価
仮想通貨は、取引所を利用すれば比較的手数料は安価で取引することができます。
ここで重要なのが、販売所ではなく取引所を選択するという点です。
販売所では、スプレッドが非常に大きく、売買するだけで2-5%の実質手数料が発生します。
対して、取引所ではそこまでスプレッドは大きくなく取引可能なので、私自身も取引所で取引を行っています。
私自身も利用しているおすすめの取引所はコインチェックです。