NFTゲームを始めたい初心者が「NFTゲームは結局どんな仕組みでどうやって稼ぐの?」と気になるものの、始め方が分からず挫折してしまうケースが非常に多いです。
本記事では知識ゼロでもNFTゲームを始めるための知識を、仮想通貨投資歴3年の筆者が出来るだけ専門用語を使わずに解説します。
この記事を読めば、NFTゲームでお金が稼げる仕組みと具体的な始め方、おすすめのNFTゲームを全て解説します。
仮想通貨投資歴3年の筆者がNFTゲームの基礎知識を徹底解説します。NFTゲームで稼ぎたい方は是非最後までご覧ください。
✓記事の概要
- NFTゲームはそもそも何なのかを徹底解説。
- NFTゲームで稼げる仕組みを知識ゼロでも分かるように説明。
- オススメのNFTゲームを厳選して3つ紹介。
NFTゲームとは?~ゲーム内アイテムに価値がつく次世代のゲーム~
NFTゲームとは「NFT」という技術とゲームを掛け合わせた2017年に誕生した比較的新しい分野です。
✓NFTとは?
NFT(Non Fungible Token:非代替性トークン)の略です。
今まで所有の証明が不可能であったデジタルデータ(ゲーム内アイテムや装備など)一つ一つにIDを付与することができます。ゲーム内では同じIDが存在しないため、ゲーム内アイテムや装備などのデジタルデータが唯一無二のものとして証明できます。そのため、ゲーム内アイテムに価値を持たせることが可能になります。
今までのゲームはゲームアイテムや装備などのデジタルデータは複製可能でしたが、NFTという技術を用いることでゲームアイテムが唯一無二のものとして証明できる次世代のゲームとなっています。
NFTゲームで稼ぐ仕組みとは?
NFTゲームが従来のゲームと異なる点が3つあります。
- アイテムの価値が保証される
- アイテムを複数のゲームで使用できる
- お金と換金できる
順番に解説していきます。
アイテムの価値が保証される
NFTゲームではアイテムに発行枚数が決まっており、運営会社でも変えることはできないため、アイテムの希少性が担保されています。
例えば、世界で10枚しかないアイテムは、今後ずっと世界で10枚という価値を保つことができます。
従来のゲームでは運営会社が発行数を変更できたため、アイテムの希少性が保証されていない点がNFTゲームと従来のゲームの大きな違いになります。
アイテムを複数のゲームで使用できる
従来のゲームでは、アイテムはそのゲーム内でしか使用できませんでしたが、NFTゲームはゲームを超えてアイテムを使用できます。
例えば、「マイクリプトヒーローズ」というNFTゲーム内のキャラクターを「クリプトスペルズ」という他のNFTゲームで使用することができます。
どのアイテムがどのゲームのアイテムに変換できるかは運営が決めることができます。
お金と換金できる
NFTゲームでは自分が育てたキャラクターをプレイヤー間で売買することが可能です。
NFTゲームではアイテムが誰によって生成され、いつ取引をされたかの全てが記録されています。そのため、アイテムの複製のような不正は不可能になります。
また、アイテムを売買する場所をマーケットといい、マーケットはゲーム内に用意してある場合や外部のマーケットを用いて売買されます。
日本語対応!スマホでできるオススメNFTゲーム3選
ゲームをプレイすることでお金が稼げると話題のNFTゲームですが、種類が多くどれから始めていいかわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで本章では稼げると話題のNFTゲームを3つ厳選して紹介します。
元素騎士オンライン
元素騎士オンラインは自分だけのキャラクターを作成し、世界を救う大冒険をするMMORPGです。
累計800万ダウンロードされた大人気MMORPG「エレメンタルナイツ」にNFTの要素を取り入れた、遊んで稼げるMMORPGとなっています。
NFTゲームをプレイするには数万円の投資が必要な場合が多いですが、元素騎士オンラインは無料でプレイできるため、NFTゲームはどんなものかを理解するのには最適です。
まずは無料で始めてみて、おもしろいと思ったら投資をして、ガッツリやりこんでいくのをオススメします。
ELF Masters(エルフマスターズ)
ELF Mastersはプレイヤーがエルフとマスターを所有し、探検やバトル、育成することでエルフの暮らす魔法世界を体験できる、日本初のNFTゲームとなっています。
プレイヤーはダンジョンを探索することでアイテムやゲーム内トークンを獲得できます。
バトルシステムはターン制のカードバトルとなっており、スキルカードを使⽤することにより、キャラクターが攻撃や回復などを行います。
スキルカードにはそれぞれ設定されたコストがあるため、状況に応じてスキルカードを使い分けるなどの戦略性を楽しむことができます。
ELF Mastersの特徴としてNFTゲームで稼いだ仮想通貨(トークン)は音楽やアート、他のNFTゲームなどにも使用できるため、使い道が広く、トークンの価格が下落しにくいのが特徴です。
My Crypto Hero’s
世界の歴史上の人物を集め、チームを作成しバトルやクエストを攻略していくNFTゲームです。
戦闘はオートバトルで進むため、スキマ時間にサクッとプレイすることも可能です。
公式大会やプレイヤー主催の大会、レイドバトルなど様々イベントが開催されており、リリースから4年たった今でもたくさんのプレイヤーがゲームを楽しんでいます。
また、ゲームは無料で始めることができ、レアなアイテムを売買することで稼ぐことも可能です。
レトロな雰囲気のゲームが好きな方や歴史上の人物が好きな方は是非一度試してみてください。
NFTゲームを始める際の注意点
NFTゲームは持っているゲームのアイテムがお金に換えることができます。そのため、悪意ある人からアイテムなどの資産が狙われる可能性があります。
ここではNFTゲームをプレイするうえで知っておかなければならない注意点や自分の資産を守る方法を解説していきます。
- アカウントの売買は絶対NG
- URLをチェックし、秘密鍵は入力しない
- 二段階認証を有効にする
アカウントの売買は絶対NG
NFTゲームではゲーム内アイテム(アセット)の売買はOKですが、アカウントを売買
するのは絶対にやめましょう。
理由はNFTゲームはゲームアカウントとウォレットが紐づいているためです。
✓ウォレットとは
暗号資産やアセットを管理しているweb上の財布のようなもの。ウォレットには秘密鍵という、暗証番号が設定されています。秘密鍵が第三者の手にわたると、ウォレット内のアセットを他のウォレットに送金されてしまい、二度と取り戻せなくなってしまいます。
ゲームアカウントに紐づいたウォレットから秘密鍵を入手されてしまうと、自身が集めた資産を抜き取られてしまうのでアカウントの売買は絶対にしないでください。
URLをチェックし、秘密鍵は入力しない
基本的に秘密鍵を入力させるサービスは99.9%詐欺です。なんらかのサイトにアクセスして秘密鍵を求められたら入力をせずに調べましょう。
URLが偽装されているケースがあるため、公式サイトなど信頼できるところから飛ぶことが大切です。
過去には実際に暗号資産が盗まれるという事件がありました。具体的には「uniswap」という暗号資産を交換するサイト名を検索すると「unswap」というサイトがGoogle広告の一番上に表示され、そこにアクセスしてログインした人の暗号資産が盗まれました。
公式サイトなど信頼できるところからログインし、秘密鍵を求められたら怪しいと思うことが大切です。
二段階認証を有効にする
二段階認証を導入しているところは二段階認証を設定しましょう。
二段階認証とはIDやパスワードを入力した後に登録済みの連絡先に認証コードを送信して、利用者がその認証コードを入力するというものです。
仮にIDやパスワードが盗まれても二段階認証をしておけば資産を失うリスクを減らすことができます。
NFTゲームに関するよくある質問
NFTゲームで月収どれくらいになるの?
1万円~10万円ほどになります。
もちろん、参入したタイミングやゲームのプレイ時間、トークンの価格などにもよりますが、
人気Move to EarnであるSTEPNのプレイヤーを分析した結果、月に1万円~10万円ほど稼ぐ人が多かったです。
ただ、無課金だと月に稼げても1万円いけばいいほうかなという印象でした。大きく稼ぐにはそれなりに投資をする必要がありそうです。
NFTゲームで稼いだら税金は発生する?
ゲームで得た利益(獲得金額―購入費用)が年間20万円を超えたら、確定申告をして税金を納める必要があります。
利益が20万円を超えそうな場合は国税庁のHPや弁護士などに相談をしてみるのをオススメします。
NFTゲームはスマホでできる?
スマホでもプレイ可能です。
中にはPCでしかプレイできないものもありますが、今回紹介したNFTゲームはどれもスマホで気軽に始めることができるので是非プレイしてみてください。
まとめ
今回はNFTゲームの基礎知識とオススメのNFTゲームを紹介しました。
NFTゲームはデジタルデータにIDを付与することで唯一無二のものとして証明できることで価値が担保されます。
NFTゲームはまだ新しく、急成長中の分野です。
市場規模も右肩上がりに拡大しているため、今のうちにNFTゲームに触れることで、波に乗れば大きく稼ぐことも可能になります。