TVCMでもおなじみの仮想通貨取引所「GMOコイン」。多くのタレントさんを起用し、圧倒的知名度を誇ります。
今回は、そんなGMOコインについて解説します。
GMOコインとは?
GMOコインとは、GMOインターネットグループが運営する仮想通貨取引所です。
GMOインターネットグループが運営している仮想通貨取引所というだけあり、ユーザーからの評価は非常に高く、以下の2部門においてトップを独占しています。
- オリコン顧客満足度
- 取り扱い仮想通貨数(国内限定)
顧客からの評価が高いのはもちろんのこと、GMOコインで取り扱っている仮想通貨の数も国内でトップ。そのため、GMOコインで取り扱っていない仮想通貨は他のどの仮想通貨取引所を探しても見つかりません。
信頼性と圧倒的数でGMOコインは仮想通貨取引所業界のトップに君臨しています。
GMOコインの入出金手数料は?
さて、そんなGMOコインの入出金手数料はどれくらいなのか以下でまとめました。
- 入出金手数料:無料
- 取引手数料
- 取引所(現物取引):メイカーは0.01%、テイカーは0.05%
- 取引所(レバレッジ取引)
- 注文手数料:無料
- ロスカット手数料:建玉ごと0.5%
- レバレッジ手数料:建玉ごと0.004%
- 現引き手数料:建玉ごと20%
- 販売所:無料
- 暗号資産(仮想通貨)・FX
- 注文手数料:無料
- 手数料:無料
- レバレッジ手数料:建玉ごと0.04%
基本的にGMOコインの手数料は無料です。ただ、メイカー・テイカー手数料がかかってきますので取引の際には注意してください。
GMOコインに手数料無料で入金するには?
GMOコインへの入出金手数料は基本的に無料ですが、中には有料の入出金方法もあります。
GMOコインで多くの仮想通貨取引を行う際、数%の手数料は重くなります。そのため「手数料無料で入金する」方法で入金する必要があります。その方法は以下の2つです。
- 即時入金
- 振込入金
それぞれ解説します。
即時入金
まずは、即時入金です。
即時入金とは、インターネットバンキングを利用した入金方法で、GMOコインだと手数料がかかりません。また、「即時」というだけありGMOコインへの入金反映も即時なので多くのユーザーは即時入金を使ってGMOコインへ入金をしています。
GMOコインへの即時入金は以下の手続きを進める必要があります。
- GMOコインを開く
- 会員ページを開く
- 「日本円を入金する」を選択する
- 入金元の金融機関を選択する
これでGMOコインへの即時入金ができます。
ちなみに、即時入金に対応している金融機関は以下の通りです。
- GMOあおぞらネット銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- PayPay銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
振込入金
続いて、振込入金です。
振込入金とは、GMOコインが指定する振込口座へ振り込む方法です。振込入金だとGMOコイン側で手数料がかかりません。
ただ、注意すべきなのは金融機関によっては手数料がかかってしまうことです。GMOコイン側での手数料が無料でも、金融機関側で手数料がかかることがあります。また、金融機関からGMOコインへ入金を行なって即時反映されるとも限りません。
以上の理由からGMOコインへ手数料無料で入金する場合は、即時入金がおすすめです。
GMOコインのメリット・デメリットは?
多くのユーザーに愛されるGMOコイン。そんなGMOコインのメリット・デメリットをご紹介します。
GMOコインのメリットは?
まずはGMOコインのメリットからご紹介します。
- 国内取引所最多の仮想通貨取り扱い数を誇る
- スマホアプリで取引ができる
- 口座開設まで最短10分
ではそれぞれ解説します。
国内取引所最多の仮想通貨取り扱い数を誇る
GMOコインでは以下の21種類の仮想通貨を取り扱っています。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ステラルーメン(XLM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- オーエムジー(OMG)
- テゾス(XTZ)
- クアンタム(QTUM)
- エンジンコイン(ENJ)
- ポルカドット(DOT)
- コスモス(ATOM)
- シンボル(XYM)
- カルダノ(ADA)
- メイカー(MKR)
- ダイ(DAI)
- チェーンリンク(LINK)
- モナコイン(MONA)
- FCRコイン(FCR)
これらの仮想通貨を全て取り扱っている国内取引所はGMOコインだけです。そのため、GMOコインで取り扱っていない仮想通貨を別の仮想通貨取引所で取引することはできません。
ただ、GMOコインはまだまだ海外仮想通貨取引所と比べると取り扱い仮想通貨数は少ないです。海外では数百を超える仮想通貨を取り扱っている取引所もありますから、まだGMOコインは発展途上だといえるでしょう。
スマホアプリで取引ができる
多くの仮想通貨取引所がスマホアプリで取引できるように、GMOコインもスマホアプリで取引することができます。
ただ、GMOコインの優れているところは「取引ツールの性能」です。
- 単純移動平均
- 指数平滑移動平均
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
- スーパーボリンジャー
- スパンモデル
- 平均足
- MACD
- RSI
- DMI/ADX
- ストキャスティクス
- RCI
- チャート4分割
以上のツールがGMOコインのスマホアプリで活用できます。多くの仮想通貨投資家はこれらの機能がないと利益を出すことができないのではないでしょうか。
スマホアプリでここまで機能を使えるのはGMOコインだけです。
口座開設まで最短10分
GMOコインは仮想通貨を取引したいと思ったその日から取引することができます。
GMOコイン以外の仮想通貨取引所の中には「口座開設まで数日かかる…。」といった取引所も少なくありません。これは本人確認や郵送物の受け取りなど必要不可欠な手続きを踏む必要があるからです。これらは決して省いていいものではなかったため、ユーザーも「ちゃんと取引するためには数日待つ必要がある」と認識していました。
しかし、GMOコインはこれらのオフラインの手続きを全てオンライン化することに成功。ネット上で手続きが完結しますので、GMOコインでは口座開設まで10分たらずの時間しか必要としません。
GMOコインのデメリットは?
一方で、GMOコインにもデメリットがあります。
- 最低出金額が高い
- メンテナンスが多い
- 口座振替ができない
それぞれ解説します。
最低出金額が高い
GMOコインは、最低出金額が1万円です。
つまり、GMOコインへ入金したお金が1万円以下の場合だとGMOコインから出金することができません。ここまで最低出金額が高いのはGMOコインだけでしょう。
- DMM Bitcoin:2,000円
- CoinCheck:1円
他の仮想通貨取引所を見てみると、ここまで最低出金額が高い取引所はありません。CoinCheckだと1円から出金することができます。
GMOコインで1万円以上の利益を出すか、1万円以上の入金をしないとGMOコインから出金することができません。「ちょっとだけ取引してみたい」という方はGMOコインを使うべきではないでしょう。
メンテナンスが多い
メンテナンス中は仮想通貨の取引ができません。
そのため多くの仮想通貨取引所ではメンテナンスを夜中にしたりそもそもメンテナンスを頻繁に行わないようにしています。しかしGMOコインは毎週水曜日15:00~16:00を定期メンテナンス日にしています。
その時間帯は仮想通貨の取引ができないため、暴落・高騰があったとしても手続きができません。GMOコインで多くの仮想通貨を取引している方からすればかなり痛手になります。また、メンテナンス中は以下の操作ができません。
- 日本円での入出金
- 仮想通貨の預け入れ・送付
- 仮想通貨販売所
- 仮想通貨FX
- 仮想通貨取引所
事前にメンテナンスの時間を把握し、GMOコインでの取引を中断できる体制を整える必要があります。
口座振替ができない
GMOコインには仮想通貨やFXの他に、「つみたて暗号資産」というサービスを提供しています。
「つみたて暗号資産」は、一般的な現金を積み立てるのと同じように仮想通貨を自動的に積み立てることができるサービスです。リスク分散ができたり日中に仮想通貨の取引ができない方の手間を省けたりと色々便利なサービスとして注目されました。
しかし、「つみたて暗号資産」は口座振替に対応していません。そのため、GMOコインの口座資金が減ってきたら自分の手で入金する必要があります。つみたて自体は自動的に行なってくれますが、資本の追加は自動ではありません。
完全に手放しで資産が増えていくわけではないので注意が必要です。
GMOコインの口座開設手順は?
GMOコインの口座開設は以下の手順です。
- GMOコインへアクセスする
- 「今すぐ口座開設」→「個人のお客様」をクリックする
- メールアドレスを入力する
- アドレス宛に届くメールを開き、URLをクリックする
- パスワードを設定する
- GMOコインのマイページへログインする
- 「口座を開設する」をクリックする
- 個人情報を入力し本人確認書類をアップロードする
これでGMOコインへの口座開設手続きは完了です。
あとは、GMOコイン側で本人確認書類を確認し手続きが完了すると審査結果が届きます。問題なくGMOコインの審査に通過できれば入出金や取引を開始できるようになります。
ちなみに、本人確認書類をネットにアップするのが怖い方は対面での確認でもOKです。後日GMOコインから届く口座開設完了ハガキを持ってきた配達員に本人確認書類を提示すれば問題ありません。
ただ、この対面方法だと口座開設まで数日かかります。
口座開設に必要な書類は?
GMOコインで必要な書類は本人確認書類になりますが、本人確認として使える書類は以下の通りです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード
- 住民台帳基本カード
これらは「かんたん本人確認」で使える書類です。
続いて、画像アップロードで使える書類です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 住民台帳基本カード
- 在留カード
- 各種健康保険証
- 住民票の写し
- 住民票記載事項証明書
- 印鑑登録証明書
これらの中から2点をアップロードします。
最後は、郵送での本人確認で使える書類です。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード(顔写真付き)
これらのうち1点あればGMOコインでの本人確認が完了します。
2段階認証の手続き方法は?
GMOコインで本人確認が完了したら、2段階認証を行います。
2段階認証は大事な仮想通貨がハッキングにより漏れ出さないようにするために必要な手続きです。手順は以下の通り。
- GMOコインのマイページを開く
- 「口座情報」→「登録情報・変更」→「セキュリティ」をクリックする
- 2段階認証を始める
2段階認証自体は5分以内で完了するので、早めにやっておきましょう。
GMOコインに関するよくある質問
では最後にGMOコインに関するよくある質問とその回答をご紹介します。
口座開設は誰でもできる?
GMOコインの口座開設は誰でもできるわけではありません。
以下の基準に満たない人はGMOコインでの口座開設ができません。
- 日本国内在住
- 20歳以上の個人
- 自身の責任と判断により取引を行うことが可能
日本に住んでいる20歳が前提条件です。また、GMOコインで取引をする上で責任を持ち自分で危険かそうでないかを判断できるかどうかも基準の1つになります。
GMOコインが向いている人は?
多くの仮想通貨取引所がある中で、GMOコインに向いている人の特徴は以下が挙げられます。
- セキュリティ面で安心したい
- 初めて仮想通貨の取引をする
- すぐに取引がしたい
GMOコインは大手のGMOインターネットグループが運営していますので、セキュリティ面は安心できます。また、口座開設まで最短10分のため「今すぐ取引したい仮想通貨がある!」という方におすすめです。
まとめ
今回はGMOコインをご紹介しました。
GMOコインは大手GMOインターネットグループが運営している仮想通貨取引所です。取り扱い仮想通貨数は日本で一番多く、オリコン顧客満足度もトップを独占しています。日本国内で仮想通貨の取引をする場合、GMOコインは欠かせない存在となるでしょう。
ただ、GMOコインにもデメリットはありますので抑えた上でGMOコインを利用するかどうかを判断しましょう。